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何かを代償に生きて行けたら、どれくらい幸せだったのだろうか。
何度となくそう思う。
「いいんだよ、お前は俺を選んでくれたんだから」
もうすぐ代わりのないものが無くなるんだ、と薄々感じていた。
その思考を否定したいのだが、そこまで頭がまわるはずもなく。
頬を撫でようとしたのか、近づいてきた彼の手は、掠るか掠らないかのところで下へと落ちていく。
その手は冷たい。
「――――?」
下に落ちた手を両手で持ち、自分の頬へと寄せる。
泣かないと決めていたのに。
もう泣かないって言ったのに。
約束破ってごめんね。
いつのまにか流してた涙。冷たい手を伝い、また自分の頬へと戻る。
このことを過去に出来るのなら、とっくにそうしてたことだろう。






記憶喪失
「色彩」より。
シリーズとしてうぷします。これはそのプロットみたいなものです。これからも記憶喪失、さざきあすかをよろしくお願いします。
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 日記
















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